【第5話】「のま果樹園」ってどこにあるぞなもし!?

こんにちは!
みかん探偵団、団長の越智(おち)です。

「愛媛県」といえば、なんといっても「みかん」ですよね。

近年は「みかんの生産量は和歌山県が日本一」ということですが、いえいえ、愛媛県も負けてはいませんよ!

実は「温州みかん」の生産量では確かに和歌山県が一番なんですが、「柑橘類すべて」を合せると、なんと愛媛県はダントツの日本一なんです!

愛媛県は、みかん以外の甘くて美味しい品種(「媛まどんな(愛媛果試第28号)」や「甘平(かんぺい)」など)を積極的に開発し、温州みかんから品種転換を進める事になり「温州みかん」の生産量は日本一を逃しましたが、「柑橘類全体」の生産量では「愛媛県が日本一!」という事なんです。

さて、のま果樹園のある「今治市(いまばりし)」は、本州と四国を結ぶ西瀬戸自動車道「しまなみ海道」の四国側の入口です。

しまなみ海道は、3つある「本州-四国ルート」の中で唯一、自転車・徒歩で渡る事のできるルートです。

そのため、休日ともなると全国、そして海外から自転車愛好家たちが集まるんですよ。

海の上にかかる橋を、しまなみを眺めながら渡ることのできる最高のロケーションから、今では「サイクリングの聖地」とまで言われる程です。

みかん探偵
「来島(くるしま)海峡大橋はでっかいぞなもし!」

そして「のま果樹園」「のま」というのは、のま果樹園のある地域「乃万(のま)」からついた名前なんです。

1889(明治22)年、大日本帝国憲法が公布された年に、のま果樹園がある地域は「神宮(かんのみや)村」といっていましたが、近隣の村と合併して「乃万(のま)村」が成立し、1955(昭和30)年に今治市と合併するまで存在しました。

のま果樹園の隣の地域にある「野間馬(のまうま)ハイランド」という施設は、縄文時代から存在したといわれる、日本最小の在来馬「野間馬」を保護・育成しているところですが、この「野間」「乃万村」と合併するまであった「野間村」「野間」なんです。ちょっとややこしいですね・・・。

みかん探偵
「野間馬はちっこいぞなもし!」

そんな、「愛媛県今治市神宮(えひめけんいまばりしかんのみや)」にあるのが「のま果樹園」です。

ただ今、皆様からご依頼頂いた、お中元商品の発送作業真っただ中で大忙しです!

みかん探偵も、しっかりお手伝いして下さいよ!

みかん探偵
「ひぇ〜、越智(おち)団長、なんだか厳しくなってきたぞなもし!」

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