【第3話】『天牛』はかっこいい!?ぞなもし。

こんにちは!
みかん探偵団」、団長の越智(おち)です。

さて、「みかん探偵団」団員の皆様にプレゼントする事になったデコタンゴールの樹は、どんな様子でしょうか?

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本日も、みかん山に調査にやってきました。

・・・って、あれ?みかん探偵、いったい何してるんでしょうか・・・!?

みかん探偵
「おお!越智くん!これはすごいぞなもし!『ゴマダラカミキリムシ』がよぉけ採れるぞなもし!!かっこいいぞなもし!」

・・・あのー、今日は「デコタンゴール」の様子を見に来たのでは・・・

あっ、生産者の木原(きはら)さんがやってきました。

木原さん
「みかん探偵!『カミキリムシ』は、このあたりでは『天牛(てんぎゅう)』と呼ばれてるんですよ。」

木原さん
「みかんの樹の幹を食べちぎっては穴をあけ、さらに樹の中に卵を産んで、幼虫がまた穴を広げて樹を枯らしてしまうという、みかんにとっては恐ろしい害虫なんです!」
みかん探偵
「ほうなんかっ!?」
木原さん
「昔は子どもたちに、害虫駆除のために天牛(てんぎゅう)を採らせて、農協に持っていくと買い取ってくれた事もあったから、僕らのいい小遣い稼ぎだった事もあるんですよ。

今は農薬で駆除したり、一匹ずつ手で採って駆除してるんですが、樹の中にいるから効果が出ず、年に何本かは樹が枯れてしまう事もあるんです。」
みかん探偵
「なぬう〜!?ほうやったんかぁ〜!
ほんならもっと天牛(てんぎゅう)を採らんといかんのぉ!うをぉ〜っ!」

やれやれ、みかん探偵。どこが『ハードボイルドなナイスガイ』なんだか・・・。

天牛(てんぎゅう)による、みかんの樹の被害とともに、みかん探偵の行動にも先が思いやられそうです・・・。

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