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【第31話】みかん探偵、世界へ…？ぞなもし！

こんにちは、みかん探偵団・団長の越智（おち）です！

さて、みかん探偵。皆様へのプレゼントもお送りしてひと段落ですね。

プレゼントをお送りした方からのお礼や喜んで頂いているメッセージも届いていますよ！

ところでみかん探偵団のそもそもの目的である「みかんの謎・疑問調査」は今後どうするんですか？

はい、いま来ているご依頼で気になるものはというと…
先日、日本の柑橘の種類がどれぐらいあるか調査しましたが、世界ではどこの国でどんな種類の柑橘があるんですか？といったご依頼が多いですね。

みかん探偵: 「せ、せ、せ…世界じゃとっ！？それはなんともグローバルじゃのう…！しかしまぁ、みかんといえばやっぱり日本が一番じゃ！ワシが調べるまでも無いけん、おち団長、チョチョチョイと調べといてくれぞなもし。」

ええ〜っ！？みかん探偵、そんな簡単に言いますけど自分がやるんじゃないからってそんな事言って…。まぁ分かりましたよ。いつもの事ですよね。私が調べておきます。

みかん探偵: 「フッフッフ、団長、よくわかっとるやないか。じゃあ頼んだぞなもし。ワシはちょっと花見に行ってくるぞなもし！こ、これはサクランボの調査じゃ！遊びに行くんじゃないけんの！」

まったく、私がコツコツ調査しているのに…（ブツブツ）
内容がグローバルすぎて、なかなか分かりやすく報告するのは難しいんですよ。

（数時間後）

はい、できました…ってみかん探偵もまたまた出来あがっちゃってるじゃないですか！？

まったくもう…まあ、とにかく報告しますよ。

まず、世界の柑橘生産量の統計は「FAO（国連食糧農業機関）」というところがまとめています。

柑橘としては「オレンジ」「ミカン類」「グレープフルーツ」「その他柑橘類」の統計があるんですが、全て併せた生産量で「世界一」なのはどこの国か分かりますか？

なんと、全て併せた「世界一」は「中国」なんです。その総生産量はなんと約2940万トン。日本は約99万トンなので日本の約30倍ですね。
（参考：果物ナビ「世界の果物産地」（2012年））

日本でもみかんの種類は多いですが、中国にも「温州蜜柑」「蕉柑（シャオカン）」「南豊蜜橘」「四会柑」「紅桔」など様々な種類があります。

ちなみに日本でも冬の定番「温州みかん」は中国のみかん産地「温州」にちなんで名づけられたと言われているんですよ。

それぞれの部門別にみると、このような感じです。