【第19話】みかん山にイノシシがやってきた!ぞなもし!

こんにちは!
みかん探偵団、団長の越智(おち)です。

みかん探偵団へのプレゼント」となる「デコタンゴールの樹」ですが、今はどんな状態になっているのか、みかん探偵と共に生産者の「木原さん」の畑に様子を見に行ってみました。

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みかん探偵
「久しぶりぞなもし!デコタンゴールの様子は、どうぞなもし?」
木原さん
「やあ、みかん探偵いらっしゃい!
デコタンゴール、順調に育ってますよ。・・・ただ、これを見て下さい。」

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みかん探偵
「これは・・・何者かに荒らされてるぞなもし!」
木原さん
「イノシシが地面を掘り返した跡なんです。毎年今の時期になると、みかん山にやってきて困っているんですよ。

イノシシ対策で罠をしかけたり、ネットを張ったりしているところもありますが、毎年たくさんのみかんが食べられていて、深刻な問題になってるんです・・・」
みかん探偵
「今度見つけたら捕まえて、逆にこっちが食べてやるぞなもし!」

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木原さん
「さて今のデコタンゴールですが、今年は夏の間は雨が少なかったんですが、10月の降水量が多かった事もあってぐんぐんと大きくなってきています。

この果実だと今の時点で2Lサイズぐらいはあるので、収穫時には3Lサイズ程度にはなっているかもしれませんね。」
みかん探偵
「それは楽しみぞなもし!それで、いつ頃収穫できるんぞなもし?」
木原さん
「まず、これから12月に入ると、寒波が来る前に冬の寒さや鳥から果実を守るため、果実ひとつひとつに布製・紙製の「」を掛けて行きます。

そして袋掛けをしたまま樹上で年を越したデコタンゴールは1月に入ると収穫され始め、低温倉庫で貯蔵されて3月から出荷が始まるんですよ。

本当はもっとじっくりと樹にならせておいた方がおいしくなると思うんですが、1・2月の寒波が怖いのと樹に負担が掛かってしまう事もあって、1月に入ると収穫する所が多いですね」

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みかん探偵
「よし、ひらめいたぞなもし!だったら、このあたりをぜーんぶ囲って、寒さを防げばいいぞなもし!じっくり樹にならせて、最高に美味しいデコタンゴールを育てるぞなもし」
木原さん
「ええーっ!そんな無茶な・・・」

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みかん探偵
「念ずれば花開く、ぞなもし!行くぞなもし!」

・・・なぜかホウキに乗って、どこかに飛んでいったみかん探偵。

何か考えがあるようですが、本当に大丈夫なんでしょうか?
みかん探偵の「秘策」、あまりアテにせず待っておくことにしましょう・・・!

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