かんぺい

甘平
甘平
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柑橘データ
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※のま果樹園の独自基準によります。

基本情報

商品名 甘平
商品名ヨミ カンペイ
別名 かんぺい
別名ヨミ カンペイ
品種名
系統名 愛媛34号 
命名登録年月日
命名登録番号
品種登録年月日 2007年8月1日 
品種登録番号  
交雑年 1991年 
育成機関名 愛媛県立果樹試験場 

食品成分(100gあたり)/甘平

エネルギー 59kcal 炭水化物 13.8g
水分 85.0g 灰分 0.2g
たんぱく質 1.0g ナトリウム 1mg
脂質 0.1g    

(出典:のま果樹園/株式会社環境研究センターにて計量)

エピソード(生い立ち・歴史)

愛媛オリジナルの新品種

 甘平(かんぺい)は愛媛県の果樹試験場で誕生し、2007年に品種登録されたばかりの出来立てホヤホヤの新品種。

 「西の香」に「ポンカン」を交配して生まれました。

平成3年(1991) 春に「西之香」に「ポンカン」の花粉を交配し、同年秋に得られた種子を播種しガラス室内で育成しました。
平成5年(1993) 穂木を採取し温州ミカン中間台木に高接ぎを行い、わき芽を除去しながら支柱に誘引して伸長させました。
平成6年(1994) 結実促進のため育成棚を設置し、これに誘引を行いました。
平成9年(1997) 初結実。これ以降果実の特性調査を行いました。
平成13年(2001) 2000年までの調査で果実品質が良かったため、愛媛34 号の系統名で一次選抜を行い、2001年からは県下の柑橘産地で現地試験を開始。また健全種苗の供給を行うため、簡易茎頂接ぎ木(高原ら、1986)によるウイルスフリー個体の作出も行いました。
平成13年(2001) 早熟で高品質なタンゴールタイプであることを確認
平成19年(2007) 2004年までの調査結果から無核性で品質の良い系統であることを確認し、2005年に種苗法に基づく種苗登録申請を行い、2007年8月に種苗登録されました。
平成26年(2014) 育成元である愛媛県の果樹試験場にてDNA鑑定による交配親を鑑定した結果、これまで示してきた「西之香」×「不知火」ではなく、「西之香」×「ポンカン」であることが明らかとなりました(26.4.1)、それに伴い、当店でもページの表記を修正させて頂きます。

甘平のここがオススメ!

糖度の高さと皮の薄さ

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 甘平(かんぺい)の薄い外皮の中に、はちきれんばかりのあまい果肉がギッシリ詰まってます。種がほとんどないのも、最近の新品種の柑橘の特徴です。

 その「皮の薄さ」のため育てるのも本当に大変です。夏~秋に雨が少ないと、皮が割れてしまいます。

 甘平(かんぺい)は、まだまだかなり数も少ないため、高価な品種です。もっと生産量が増えれば、お手軽に食べられる日も来るかも知れません。

甘平ってどんな柑橘?

種がほとんどなく、シャキッとした大粒のプチプチ果肉

 甘平(かんぺい)の果実の大きさは不知火(デコタンゴール)とほぼ同程度で、外観は扁平です。果皮の色は橙色で油胞の密度はやや粗い。果面はやや滑らかです。果皮の厚さは薄く、浮き皮の発生も少ない。 果肉の色は濃橙色です。

 じょうのうは柔らかくそのまま食べることが出来ます。種子は周囲に花粉の多い他品種がなければ入りません。

 果実の糖度は1月下旬で13度以上となり、クエン酸含量も1.1%程度まで下がり食味良好となります。

 シャキッとした大粒のプチプチ果肉と食べごたえ満点の「甘平」は、驚異的な甘さで、あの“せとか”にひけを取らない傑作柑橘です。

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甘平の召し上がり方

皮が薄いので房ごとパクッと♪

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 外の皮が柔らかいので手で簡単に皮がむけ、内皮ごと食べられます。

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