はるみ

はるみ
はるみ
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柑橘データ
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※のま果樹園の独自基準によります。

基本情報

商品名 はるみ
商品名ヨミ ハルミ
別名 はるみみかん
別名ヨミ ハルミミカン
品種名 はるみ Harumi
系統名 カンキツ興津44号 
命名登録年月日 1996年8月21日
命名登録番号 みかん農林12号
品種登録年月日 1999年11月25日 
品種登録番号 7506 
交雑年 1979年 
育成機関名 (独)農業・食品産業技術総合研究機構

食品成分(100gあたり)/はるみ

エネルギー 53kcal 炭水化物 12.3g
水分 86.5g 灰分 0.3g
たんぱく質 0.9g ナトリウム 1mg
脂質 0.1g    

(出典:のま果樹園/株式会社環境研究センターにて計量)

エピソード(生い立ち・歴史)

デコタンゴール(不知火)の姉妹品種

はるみは、清見ポンカン(F-2432)の花粉を交配して、農業・生物系特定産業技術研究機構の興津支場で育成された品種です。

清見は、オレンジ風味の果肉は柔らかくて果汁も多いものの、皮がむきにくく、一方ポンカンは、甘く濃厚で、簡単に手でむけるものの種が多いという特徴があります。この両品種を掛け合わせることで、早熟で甘みがあって食べやすく、手で皮がむけて種の少ないみかんタイプの柑橘を目指して育成されました。

同じ清見ポンカンの掛け合わせから生まれた品種にデコタンゴール(不知火)があり、はるみデコタンゴールは姉妹品種であると言えます。(系統図参照

昭和54年(1979)清見」に「ポンカン(F−2432)」の花粉を交配
昭和57年(1982)温州みかんに高接ぎ
昭和61年(1986) 初結実
平成3年(1991)「カンキツ興津44号」の系統名が付けられ試験が行われる
平成8年(1996)はるみ」と命名され、「みかん農林12号」として登録・公表される
平成11年(1999)品種登録

はるみのここがオススメ!

プチプチした果肉から溢れるマイルドな甘み

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はるみは、大粒な果肉(さじょう)に張りがあり、プチプチと弾けるような食感が特徴です。噛むと甘みがあって爽やかな香りの果汁が溢れ出します。

姉妹品種であるデコタンゴールと食感や風味は似ていますが、デコタンゴールが濃厚なのに比べて、はるみはマイルドでやさしい甘さをしています。

はるみってどんな柑橘?

栽培が難しくまだまだ希少な品種

初春に食べることができて、清見の血を引く品種であることから「はるみ」と名付けられました。品種名は平仮名ですが、漢字で表記する際は「春見」と書きます。

早熟で寒害の影響を受けにくいため、適応地域が広く、広島県、愛媛県、和歌山県、静岡県、愛知県など、全国の柑橘栽培地域で栽培されています。

ただし、隔年結果性が強く(※)栽培が難しいことから、市場に出回る量はあまり多くはなく、まだまだ希少な品種であると言えます。
※多くの果実をつける表年と、ほとんどつけない裏年が繰り返されるため、年によって収穫量が大幅に変動すること

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はるみの召し上がり方

手でむいて房ごとそのまま

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外皮は柔らかいので、簡単に手でむくことができます。内皮も柔らかいので房ごと食べても気になりません。たまに種があるので気をつけましょう。

 
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