※のま果樹園の独自基準によります。
基本情報
商品名 | 甘夏 |
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商品名ヨミ | アマナツ |
別名 | 甘夏みかん |
別名ヨミ | アマナツミカン |
品種名 | 川野夏橙(カワノナツダイダイ) |
系統名 | |
命名登録年月日 | 1950年 |
命名登録番号 | 16 |
品種登録年月日 | |
品種登録番号 | |
交雑年 | |
育成機関名 |
エピソード(生い立ち・歴史)
夏みかんの変異
甘夏の元となる夏橙(ナツダイダイ、夏みかん)は、1700年頃に日本で発生した歴史の古い柑橘です。
甘夏は、昭和10年(1935)頃大分県の川野氏の園でに植えられた夏橙から変異し、食味が著しく向上した品種として発見され、川野夏橙(カワノナツダイダイ)と呼ばれ、昭和25年(1950)に品種登録されて品種名になっています。
昭和30年代から大分県、熊本県、愛媛県などで集団栽培が開始され、温州みかんに次ぐ柑橘でしたが、昭和46年(1971)のグレープフルーツの輸入自由化などによって消費が減退し、栽培面積が減少しました。
甘夏のここがオススメ!
独特の苦みが根強い人気
甘夏の独特の苦みは、爽やかな初夏のフルーツとして根強い人気があります。ビタミンC、クエン酸やビタミンB1も豊富です。
黄色の果皮の部分には、オーラプテンも多く含まれ、皮ごとマーマレードやジャムにするのもおすすめです。
甘夏ってどんな柑橘?
甘い夏みかんで「甘夏」
甘夏は夏橙(夏みかん)と比較すると、少し小さくつやがあり、酸抜けが早く甘味が強い特徴があります。甘夏と呼ばれるように夏みかんよりも味わいが良かったことから、急速に普及して夏みかんを凌駕しました。
甘夏には川野夏橙をはじめ、女島早生、つるみ、紅甘夏、新甘夏(サンフルーツ)、立花オレンジ、ひのくに甘夏など、変異による数多くの系統があります。
甘夏の召し上がり方
ナイフで切れ目を入れてから
外皮は硬いので、ナイフで切れ目を入れてから手で皮をむきます。内皮もむいてお召し上がりください。