ブラッドオレンジ

ブラッドオレンジ
ブラッドオレンジ
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柑橘データ
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※のま果樹園の独自基準によります。

基本情報

商品名 ブラッドオレンジ
商品名ヨミ ブラッドオレンジ
別名 タロッコ/モロ
別名ヨミ タロッコ/モロ
品種名 タロッコ、モロなど
系統名  
命名登録年月日  
命名登録番号  
品種登録年月日  
品種登録番号  
交雑年  
育成機関名  

食品成分(100gあたり)/ブラッドオレンジ

エネルギー 69kcal 炭水化物 16.1g
水分 82.7g 灰分 0.3g
たんぱく質 0.8g ナトリウム 2mg
脂質 0.1g    

(出典:のま果樹園/株式会社環境研究センターにて計量)

エピソード(生い立ち・歴史)

スイートオレンジの突然変異

ブラッドオレンジは、地中海沿岸でスイートオレンジ(一般的なオレンジ類)の突然変異によって誕生したと考えられています。

スイートオレンジは、原生地であるインドのアッサム地方から中国に伝わり、唐の時代には揚子江沿岸で大栽培が行われ、中国品種群が生まれたとされています。その後、大航海時代の16世紀に、ポルトガルの探検家が中国のオレンジ品種を持ち帰り、地中海一円に広まることで、地中海品種群が形成されました。

ブラッドオレンジは、この地中海地域で育まれたオレンジの突然変異として、イタリアのシチリアやマルタで発祥したとされています。スペイン発祥のブラッドオレンジもありますが、現在主要となる品種はイタリア発祥のものが多くを占めています。

国内へは昭和40年代に愛媛県に持ち込まれましたが、冬の寒さに耐えることができず、なかなか産地化には至りませんでした。しかし近年、温暖化が進んだことで冬季の気温が上がっており、産地化が進められるようになりました。

ブラッドオレンジ品種群

  • タロッコ(Tarocco)
  • モロ(Moro)
  • サンギネロ(Sanguinello)
  • マルチーズブラッド(Maltese Blood)
  • サンギネロ・モスカート(Sanguinello Moscato)
  • サンギネリ(Sanguinelli)
  • ドブレヒナ(Doble Fina)
  • ワシントンサンギネ(Washington Sanguine)
  • エントレヒナ(Entre Fina)
  • ルビー(Ruby Blood) など

ブラッドオレンジのここがオススメ!

驚きの赤い果肉は芳醇な香り

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ブラッドオレンジの特徴は、何と言ってもインパクトのある鮮やかな赤い果肉。コクのある濃厚な甘さとすっきりした酸味、そして芳醇な香りをしています。ジュースで目にする機会が多いですが、生食でしか味わえない感動があります。

長期貯蔵することによって酸味の角が取れ、うまみが熟成されるので、ワインのような味わいの変化を楽しむことができます。

ブラッドオレンジってどんな柑橘?

赤さの秘密はアントシアニン

ブラッドオレンジは、その名の通り「Blood=血」が名前の由来になっています。日本では古くは「血みかん」と呼ばれていました。

赤みはアントシアニンという天然色素(フラボノイド)によるものです。柑橘類の中で唯一ブラッドオレンジだけがアントシアニンを含んでいます。アントシアニンはポリフェノールの一種で、ブルーベリーで有名な通り抗酸化作用が注目されており、目の健康維持に役立つとされています。

ブラッドオレンジとは品種群の総称で、代表的な品種に「タロッコ」や「モロ」があります。タロッコはブラッドオレンジの中で最も大きく、甘みが強い品種で、モロはタロッコよりも小さくて赤みが濃く、深みのある味わいの品種です。国内で主に栽培されているのはこの2品種で、愛媛県が約99%のシェアを誇りますが、国産はまだまだ希少であると言えます。

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ブラッドオレンジの召し上がり方

お好みのカット方法で

外皮は厚くて硬く、ぼろぼろと崩れるので、ナイフでカットするのがおすすめです。断面の美しさを楽しむならスマイルカット、食感の良さを楽しむならくし型カットがいいでしょう。くし形にカットしたものをさらに一口大のブロック状にカットしても食べやすいです。

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スマイルカットの作り方 くし形カットの作り方

 
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